「モグワン」「カナガン」で下痢をするワンちゃんが急増?

モグワンドッグフード

 

「モグワン」「カナガン」はグレインフリー(穀物不使用)・無添加で健康意識の高い飼い主さんを中心に人気が高く、当サイトでもおすすめドッグフードランキングでトップ3に入ることが多いドッグフードです。

 

カナガンドッグフード

 

しかし、肉食のワンちゃんにとって消化の悪い穀物や、ワンちゃんの健康を害する粗悪な原材料や人工添加物は使用されていないにも関わらず「モグワンを食べたら下痢をした」「カナガンに変えたら下痢をした」という子も多く見らます。ワンちゃんの健康を考えて、モグワンやカナガンに切り替えた飼い主さんにとっては「どうして?」とショックですよね。

 

 

ワンちゃんが下痢をした理由は、モグワンやカナガンが体質に合わなかったという子もいるかもしれませんが、実は切り替え方に問題があるケースも少なくありません。ここでは、モグワンやカナガンを食べると下痢をする原因や対処方法、モグワンやカナガンに限らず、全てのドッグフードにおいての正しい切り替え方を分かりやすくまとめてみました。

「モグワン」「カナガン」で下痢をする原因は4つ!

トイレットペーパーと犬

 

モグワンやカナガンを食べたワンちゃんが下痢をする原因は主に4つです。ここでは、ドッグフードをモグワンやカナガンに切り替えたとき、ワンちゃんが下痢になった原因について考えられることを1つずつ見てみましょう。

 

@他のドッグフードから急に切り替えたため

種類の違うドッグフード

 

ワンちゃんのドッグフードを切り替えるとき、今食べているドッグフードが無くなって新しいドッグフードに移行する人が多く見られますが、それは正しい切替え方ではありません。ワンちゃんのドッグフードを切り替えるときは少しずつ新しいドッグフードを今食べているドッグフードに混ぜ、新しいドッグフードの割合を増やしながら10日〜2週間をかけて切り替えていきましょう

 

 

ワンちゃんの中にはいきなり新しいドッグフードに変えても問題の無い子もいますが、食物アレルギーがある子や、お腹がデリケートな子は下痢などの症状が出やすいので注意が必要です。また、特定の食材を上手く消化できずに起こる「食物不耐性」があらわれると、ひどいアレルギー症状が出るので危険です。

 

 

回復までにも時間がかかり、ワンちゃんにとってもつらい状態が続くので、どんなに面倒であっても、少しずつ様子を見ながらドッグフードは切り替えていきましょう。ワンちゃんの様子はうんちの状態で判断します。切り替え中に下痢になれば、元のドッグフードの戻して対策をとることができるので安心です。

 

A与える量が多すぎる

器から盛りこぼれたドッグフード

 

モグワンのエネルギーは100gあたり約344kcal、カナガンは約361.25kcalです。一般的なドッグフードのエネルギーは100gあたり360〜380kcalなので、モグワンはヘルシーなつくりであるため、給与量の目安が若干多めになります。

 

 

ただ、ワンちゃんが下痢をする場合には消化不良を起こしている可能性が高いので、1日の給与量を3〜5gずつ減らして調整しながら様子を見てください。また、下痢以外にも「元気がない」「ぐったりしている」などの症状が見られるときには、動物病院で診察を受けることをおすすめします。

 

Bうんちを固める「ビートパルプ」が配合されていない

テンサイ

 

一般的に、ドッグフードにはうんちを処理しやすくするために「ビートパルプ」や「不溶性食物繊維」が使用されています。「うんちを処理しやすくする」というのは「うんちを固める」ということで、市販のドッグフードのダイエットフードなどには、水を含むとお腹の中で膨らむ性質を利用して「うんちのかさ増し」をするために添加しているものも多く見られます。

 

 

ワンちゃんは水溶性食物繊維が豊富な野菜・果物を摂取していれば、わざわざうんちを固めるためのビートパルプや不溶性食物繊維は必要ありません。ワンちゃんにとって必要最低限な繊維量は1.5〜2%ですが、モグワンは3%、カナガンは3.5%と十分に確保することができます。

 

 

しかし、ビートパルプや不溶性食物繊維が含まれていたドッグフードを食べ慣れているワンちゃんの場合、うんちを固める成分が無くなったことで、体が慣れるまでに下痢や軟便になる子が見られます。穀物やうんちを固める成分が配合されていたドッグフードからモグワンやカナガンに切り替える場合には、ゆっくりと時間をかけてあげた方が良いことが分かります。

 

 

チェックマークうんちを固める繊維質

セルロース・シュガービート・○○ファイバー・○○繊維・○○糠・○○種皮・リグニン

 

C体質に合わない

食物アレルギーのイメージ画像

 

一般的なドッグフードからの急な切り替えが原因で、ワンちゃんが下痢をすることがあると先述しましたが、モグワンやカナガンに限らず、食物アレルギー食物不耐性が原因で下痢になる場合もあります。ワンちゃんにとって、とうもろこしや小麦などの穀物は苦手とする食材で、その中にはアレルギーを誘発するものも確認されています。

 

 

モグワンやカナガンは穀物不使用ですが、食物アレルギーがある場合には穀物以外でも発症する可能性があります。例えば、チキンやサーモンなどがアレルゲンの場合には、ワンちゃんがアレルギーになりやすい穀物が使用されていなくても、アレルギー症状が見られます。食物アレルギーの場合は下痢以外にも痒み・発疹が出ることもあります。

 

 

また、食物不耐性の場合は、特定の食材を上手く消化できないことが原因なので、モグワンやカナガンを続けている間は下痢やお腹がゴロゴロなるなどの症状が続きます。気になる場合は、まずお試しキャンペーンを利用して、ワンちゃんが食べられるかどうか様子を見ると良いでしょう。

「モグワン」「カナガン」への正しい切り替え方!

色とりどりの骨をイメージした画像

 

「今食べているドッグフードが無くなって新しいドッグフードに切り替える」と考えている飼い主さんが多く見られますが、新しいドッグフードに切り替えるときには、今食べているドッグフードに少しずつ新しいドッグフードを加え、10日〜2週間ほどの時間をかけてゆっくりと切り替えていくのが正しいやり方です。

 

 

●従来のドッグフード9割+新しいドッグフード1割からスタート
●10日〜2週間ほどかけてゆっくりと切り替えていく
●うんちの状態を確認しながら量を調整する
●下痢などの症状が出た場合は従来のフードに戻す(100%)

 

 

モグワンやカナガンに切り替えるときだけでなく、ドッグフード全般にいえることですが、いきなり新しいドッグフードに切り替えることは避けましょう。中には、それでも平気なワンちゃんも見られますが「従来のドッグフード9割+新しいドッグフード1割からスタートし、少しずつ新しいドッグフードの量を増やしながらうんちの状態をチェックしてください

 

 

もし、新しいドッグフードを増やしたときに下痢などの症状が見られた場合には、100%従来のドッグフードの戻しましょう。従来のドッグフードに戻してうんちの状態が安定したら、今度は新しいドッグフードを1割未満の少ない量から、切り替え期間を長くとってゆっくりと行いましょう。

 

 

2回目の切り替え時にもまた下痢の症状が見られた場合には、モグワンやカナガンがワンちゃんの体質的に合わないことも考えられます。無理に続けるとワンちゃんにとってつらい状態が続くことになるため、一度動物病院でアレルギー検査を受けてみましょう。

「モグワン」「カナガン」に切り替えて下痢が止まらないときの対策

ぐったりとして伏せをしている犬

 

「モグワンやカナガンに切り替えたら下痢が止まらない」場合、健康な成犬であれば断食をしてお腹をリセットさせる方法もあります。ただ、子犬の場合は空腹の時間が長いと低血糖症を起こす子も多く、老犬の場合は体力的に心配なので、断食を行うことはおすすめしません。

 

 

また、1回に与えるドッグフードの量を減らして、回数を増やして与えることで、消化にかかる負担が少なくなるので下痢のときには効果的です。一般的には健康なワンちゃんであれば下痢の症状は3日ほどで治まりますが、それ以上続く場合には一度動物病院で診察を受けると安心です。その際は、便を持参することをおすすめします。

 

 

●従来のドッグフードに戻す
●1回のドッグフードの量を減らして回数を増やしてみる
●下痢が3日以上続く場合は動物病院で診察を受ける
●下痢以外に嘔吐・元気がないなどの症状がある場合も動物病院へ

まとめ

幸せそうな表情の白い犬

 

ここまで、モグワンやカナガンへ切り替えたときにワンちゃんが下痢をする原因と対策についてご紹介しました。モグワンやカナガンはワンちゃんに不要なものを使用していない「穀物不使用・無添加」のドッグフードなので、安心・安全と認識されている飼い主さんが多いので、ワンちゃんが下痢をすると余計にショックを受けてしまう人も少なくありません。

 

 

ただ、どんなに厳選された人間も食べられる原材料であっても、無添加であっても、切り替え方を間違うと、モグワンやカナガンに限らず下痢といった症状があらわれることが分かって頂けたと思います。飼い主さんが正しいドッグフードの切り替え方を把握しておくことで、ワンちゃんが下痢になった場合でも慌てずに対策をとることができるので、参考にして頂ければ幸いです。