「モグワン」「カナガン」のカロリーは実際のところどうなの?

モグワンドッグフード

 

「モグワン」「カナガン」はグレインフリー(穀物不使用)・無添加なので、健康意識の高い飼い主さんに人気が高いドッグフードです。当サイトでも、おすすめドッグフードランキングで常に上位にランクインしています。

 

カナガンドッグフード

 

しかし、ネットでは「モグワンやカナガンはダイエットに効果的」という口コミや、反対に「モグワンやカナガンは高カロリーだから太りやすい」という口コミもあります。肥満気味でダイエットが必要なワンちゃんの飼い主さんは「どっちが本当なの?」と迷ってしまいますよね。

 

 

ここでは、モグワンとカナガンのカロリー・脂質・タンパク質などを他のドッグフードと比較し、実際のところはどうなのかを徹底調査してまとめてみました。

「モグワン」「カナガン」のカロリー・脂質・タンパク質を比較してみました!

ドッグフード名 カロリー/100g 脂質 タンパク質
モグワン 344kcal 12.50% 28.00%
カナガン 361.25kcal 17.00% 33.00%
ネルソンズ 362kcal 15.00% 30.00%
アカナ 328.8kcal 15.00% 27.00%
オリジン 394kcal 18.00% 38.00%
ファインペッツ極 422kcal 20.00% 36.00%
ナチュラルドッグフード 339kcal 12.00% 20.00%
ヤラー 390kcal 6.50% 24.00%
アーテミス 390kcal 15.00% 20.00%
ニュートロナチュラルチョイス 370kcal 16.00% 25.00%
ナチュロル 400kcal 7.00〜9.00% 23.00〜27.00%

 

一般的なドッグフードのカロリーは「360〜380kcal/100g」が平均的です。一覧で見ると、モグワンやカナガンは高カロリーというわけではないことが分かります。ただ、カロリーだけでは判断しにくく、ワンちゃんの栄養源でもある脂質・タンパク質の割合も大きなポイントになります。それぞれの理想的な割合は、脂質が7〜12%、タンパク質が25〜30%、炭水化物は55%未満です。

 

 

ダイエットが必要なワンちゃんの場合「低脂質のドッグフードを選べば良い」と安易に考えがちですが、脂質にはワンちゃんの皮膚・被毛の健康を維持するためには欠かせない栄養素なので、7%未満と低すぎるドッグフードはおすすめできません。ワンちゃんを健康的にダイエットさせるためには、低脂質(7〜12%)・高タンパク質(25〜30%)・低カロリー(350kcal以下)のドッグフードが適しています。

 

 

タンパク質が高すぎるドッグフードは、ワンちゃんの腎臓や肝臓に負担になったり、下痢をする子もいるので注意しましょう。低脂質・低カロリーの条件をクリアしているのはモグワンとナチュラルドッグフードになります。

「モグワン」「カナガン」の給与量の目安からみる1日あたりのカロリーは?

ドッグフード名 1日の推奨量(体重3kgの場合) 1日あたりのカロリー
モグワン 76g 261kcal
カナガン 60g 216kcal
ネルソンズ 60g 217kcal
アカナ 50g 169kcal
オリジン 45g 177kcal
ファインペッツ極 33g 136kcal
ナチュラルドッグフード 57.5g 194kcal
ヤラー 90g 351kcal
アーテミス 87g 339kcal
ニュートロナチュラルチョイス 60g 222kcal
ナチュロル 54g 216kcal

 

1日の推奨量は、体重3kgのワンちゃんに対してです。メーカーが推奨する量が「体重3〜5kgに対して30〜50g」の場合は30g、「体重3〜4kgに対して30〜50g」の場合は40gで計算しています。

 

 

一覧にすると、ファインペッツ極が136kcalと極端に少ないですが、消化・吸収率が高いためとされています。メーカーが推奨する給与量は、タンパク質・脂質・ビタミン・灰分などの値を元に1日に必要な栄養素を補うための量となっています。100gあたりのカロリー量とは異なるため、1日の量で比べるとモグワンよりもカナガンの方が摂取カロリーが低くなります。

 

 

ネットの口コミでは「オリジンは太りやすい」「アカナは太る」なども見られますが、一覧表で見ると摂取カロリーは少ないことが分かります。口コミで「太る」とあっても、メーカーの推奨量を守っているのかが分からないため、一概に太ると決めつけられません。口コミでは判断が難しいと思われます。

「モグワン」「カナガン」は穀物不使用だからダイエットに効果的?

器に入れた5種類の穀物

 

肉食のワンちゃんにとって、とうもろこし・小麦などの穀物は消化が悪く、アレルギーを誘発するものも確認されている食材です。モグワンやカナガンは穀物は一切使用されていないドッグフードなので、健康意識の高い飼い主さんを中心に人気があります。

 

 

ただ、穀物が使用されていませんが、さつまいもなどの炭水化物が含まれています。炭水化物(糖質)は、体内で余った分が脂肪細胞や筋肉細胞に溜まっていくので、ダイエットをするときには控えたい食材ですよね。炭水化物は脳や筋肉のエネルギー源としては欠かせない栄養素なので、極端に減らすことは健康にも良くありません

 

 

AAFCOでは、子犬には20%以上、妊娠中・授乳中の母犬には23%以上の炭水化物が必要と考えられています。これは、成長の過程で多くのエネルギーを必要とするからです。ということは、やはりダイエットを成功させるためには、炭水化物を減らすのが効果的であるということになります。

 

 

しかし、炭水化物を減らすということは、タンパク質または脂質が増えるということです。タンパク質が増えすぎるとワンちゃんの腎臓や肝臓に負担となり、下痢をする子も見られます。また、脂質が増えるとカロリーの過剰摂取にもつながります。

 

 

ダイエットを成功させるためには「炭水化物の量はタンパク質・脂質が過剰にならない程度」を摂ることが良いと思われます。ダイエットが必要なワンちゃんには、炭水化物の割合が30〜40%のドッグフードがおすすめです

「モグワン」と「カナガン」のどちらがダイエットに効果的なの?

体重計に乗る犬

 

最近はダイエットが必要なワンちゃんも増えてきました。「見た目が丸い方が可愛い」という声もありますが、ワンちゃんの健康を考えると太りすぎは人間と一緒でさまざまな病気のリスクが高くなってしまいます。ダイエットを成功させるためには、食事と運動のバランスが大切です。

 

 

モグワンがおすすめのワンちゃん カナガンがおすすめのワンちゃん

●食べる量が多いワンちゃん
●太りすぎで運動が苦手なワンちゃん

●お腹が弱くて下痢をしやすいワンちゃん
●運動量が多いワンちゃん

 

 

モグワンとカナガンを比較した場合、同量であればカロリーが低いモグワンがおすすめではありますが、カロリーが低いからといってダイエットが成功するとは限りません。ワンちゃんの運動量などでも必要なカロリーは異なるため、ワンちゃんに最低限必要なカロリー量・給与量を飼い主さんが把握しておくことが大切です。

 

 

ダイエットを成功させるためには、筋肉量をアップさせて基礎代謝を高めることも大きなポイントです。シニア犬などで運動が苦手な子には難しいですが、若い成犬で運動が大好きなワンちゃんにはカナガンがおすすめです。カナガンはモグワンよりも高タンパク質なので、質の良い筋肉を付けるための栄養がしっかり摂れます。また、カナガンは少なめの量で十分な栄養が摂取できるので、お腹が弱いワンちゃんにも安心です。

まとめ

体重計を囲む4匹の犬

 

ここまで、モグワンとカナガンのカロリー・脂質・タンパク質を他の無添加ドッグフードと比較してみましたが、どちらもダイエットには効果が期待できることが分かりました。ただ、ワンちゃんの体質や運動量はさまざまなので、その子に合った方を選んであげることが大切です。

 

 

ダイエットというと「脂質をカットして炭水化物を抜く」という人も多いと思いますが、ワンちゃんの場合は脂質が不足すると皮膚・被毛の健康を維持するのが難しくなってしまいます。また、健康的にダイエットを成功させるためにはある程度の脂質や炭水化物は必要です。

 

 

運動量の多いワンちゃんの場合は、高タンパク質なドッグフードで質の良い筋肉を付けてあげることがダイエットのカギとなります。ダイエットにどちらが効果的であるかは、ワンちゃんの体質や運動量で異なるため、一概には「モグワンがおすすめ」「カナガンがおすすめ」とはいえませんが、このサイトを参考にその子に合った方を選んであげてくださいね。