ワンちゃんがご飯を食べない原因で考えられることは?

ニット帽をかぶっている犬

 

ワンちゃんも人間と同じで、運動量せずに寝てばかりいると消費カロリー量が少ないため、お腹が減らずにご飯を残したり、食べないこともあります。特に年齢を重ねた老犬や完全室内犬の場合は、運動量が少ない傾向にあるため、お腹が減っていないことが多く見られます。ワンちゃんは散歩だけでなく、1日5分×2回ほどの運動が必要です。特に完全室内飼いのワンちゃんは、お気に入りのおもちゃで遊んであげるなど、運動量を増やしてあげましょう。

 

 

運動不足の場合はお腹が減ることでご飯を食べない悩みは解決しますが、何かしらの病気が潜んでいるのが食欲不振の原因であることも考えられるので、ご飯を食べない以外に下痢や嘔吐、元気がないなどの症状があるときには、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。

ワンちゃんがご飯を食べないときの対処方法 @食べたら褒める

女性に後ろからハグされる犬

 

ワンちゃんは飼い主さんに褒められることが大好きです。これは、しつけのときにもいえることですが、普段からワンちゃんを褒めてあげることで、スキンシップや信頼度を高めることができます。もちろん、むやみやたらと褒められば良いというわけではありません。

 

 

この場合は、ワンちゃんがご飯を食べている間は静かに見守り、食べてしまったら大袈裟なくらいたくさん褒めてあげましょう。ワンちゃんが食べている間に声を掛けたり、体に触るなどの行為は、犬種やその子の性格にもよりますが「ご飯を横取りされる」と勘違いをして唸り声をあげたり、噛みついたりする場合もあるので注意してください。

 

 

ワンちゃんがご飯を食べたら、しっかりと目を見つめて褒めてあげると「ご飯を食べると喜んでくれる」とワンちゃんにも伝わるので、わがままで食べないということがなくなります。

ワンちゃんがご飯を食べないときの対処方法 A運動量を増やす

おもちゃをくわえて走る犬

 

ワンちゃんのお腹が減っていなければご飯を残したり、全部は食べてくれません。一般的にワンちゃんは1日30分の散歩が必要といわれていますが、犬種や環境によっても大きく異なります。ワンちゃんに必要な運動量はそれぞれですが、適度な運動をすることで消費カロリーが多くなり、自然とお腹が減るので食欲が回復します。

 

 

ワンちゃんにとって、散歩と運動は別物です。散歩は探検心・縄張りを確認するためのもの、運動は走ったりフリスビーなどで遊ぶことです。散歩の基準は1日2回で往復25分、運動の基準は1日5分×2回といわれています。精神面・体力面を安定させるためにも運動は5分で固定し、散歩の量でその子に合った量を調整してあげましょう。

ワンちゃんがご飯を食べないときの対処方法 Bお皿を下げる

ドッグフードを食べずに伏せをしている犬

 

ワンちゃんは賢いので、この方法は長期戦になりかねませんが、遊び食いやご飯を出しっぱなしにしているのが習慣になっている場合には効果的です。ずっとご飯が出しっぱなしである環境に慣れているワンちゃんは「いつでもご飯が食べられる」と思い、お腹がそれほど減っていなかったり、気が向かないなどのときには「後で食べよう」という考えを起こします。

 

 

ご飯を出してすぐに食べないときには、10分ほど様子を見てお皿を下げてしまいましょう。繰り返し続けることで、ワンちゃんは「出されたときに食べないと下げられてしまう」ことを学習します。ご飯を出しっぱなしにしておくのは衛生面でも問題があるので、徹底して行うようにしましょう。

ワンちゃんがご飯を食べないときの対処方法 Cおやつを抜く

テーブルの上のおやつを眺める犬

 

本来、ワンちゃんは「おやつ」を食べる習慣がありません。飼い主さんがおやつを食べているときに、ワンちゃんが欲しがるからつい・・・という人も多いと思いますが、人用のおやつはもってのほか!ワンちゃんの健康を考えるとこれはNG行動です。犬用のおやつも豊富に販売されていますが、実は犬用といっても高カロリーなので与えすぎは肥満の大きな原因になってしまいます。

 

 

ワンちゃんにとって、おやつを食べて良いことは何もありません。しつけで使用している場合には、普段食べているドッグフードを何個か与え、その分を食事の量から減らすようにしましょう。

ワンちゃんがご飯を食べないときの対処方法 D手であげてみる

手からドッグフードを食べる犬

 

ワンちゃんがご飯を食べない原因が精神面である場合、飼い主さんの手からご飯を与えることで安心して食べてくれることがあります。不安を抱えていたり、甘えたいときには有効なので試してみてください。

 

 

ただ、飼い主さんの手から与えることが当たり前になると、自分でご飯を食べられなくなることがあります。そのため、長期に渡って手で与えることは止めましょう。また、これは最終手段と考えていても良いかもしれません。ワンちゃんが病気で衰弱していたり、引越しなどで環境が大きく変わって不安を抱えている場合はともかく、特別な手段だと理解しておきましょう。

ワンちゃんがご飯を食べないときの対処方法 Eトッピングする

肉・りんご・胡瓜・人参

 

ワンちゃんが今のご飯に飽きていることが原因の場合は、調理方法を変えたり、トッピングなどを工夫することで食欲が回復することがあります。この場合も、それが当たり前になるとワンちゃんの要求がエスカレートするなどのわがままが出やすくなるので、主導権は必ず飼い主さんが持って行いましょう。

 

●犬用のミルクや出汁でフードをふやかして風味を出す
●ふりかけやウエットフードなどをトッピングする
●軟らかく煮た肉や野菜をドッグフードに混ぜる

 

トッピングをする場合の注意点は、出汁をとる・茹でる・煮込むときの味付けをしないことです。塩を使う必要は一切ありません。また、メインはドッグフードまたはいつも食べている手づくりご飯であることを徹底しましょう。トッピングだけを食べて、フードを残してしまうワンちゃんもいるので、トッピングは混ぜ合わることが大切です。

ワンちゃんがご飯を食べないときの対処方法 F絶食(2日ほど)

空の皿

 

ワンちゃんが突然ご飯を食べなくなる場合は「飽きた」「後で食べる」など、わがままであることも多くみられます。ワンちゃんは健康状態にもよりますが、成犬は2日くらいであれば水だけでも大丈夫だとされています。わがままがすぎるようであれば、思い切って2日ほど絶食させましょう。

 

 

ただ、この場合は水は十分に与え、食欲がない以外に、いつもと違う症状がないかを注意深く観察することが大切です。また、雌は生理前後になると食欲が落ち、雄はヒート中の雌と出会うことで食欲が落ちることがあるといわれています。飼い主さんは、ワンちゃんの今の状態をしっかりと把握しておきましょう。

ワンちゃんがご飯を食べないときの対処方法 G食欲不振以外の症状をチェックする

口の中をチェックされる犬

 

ワンちゃんがご飯を食べない主な理由として、運動不足やわがままであることを挙げてきましたが、実は病気が潜んでいる可能性があるケースもあります。ご飯を食べない以外にも次のような症状があらわれていないか、しっかり確認してみましょう。

 

●何度もえづく
●嘔吐
●うんちをする素振りをするが出ない
●うんちが少量または細長い
●おしっこの回数が多い
●血尿
●よだれが大量に出ている
●口をパクパクしている
●ぐったりしている
●体を触られるのを嫌がる(お腹など)

 

ここでは、異物の誤飲・口内炎・便秘・門脈シャントなどがある場合の食欲不振以外の症状をまとめてみました。上記以外にも、ご飯を食べない以外にいつもと違う症状がある場合には、すぐに動物病院で診てもらいましょう。