ドッグフードにはワンちゃんに危険な添加物・原材料が含まれている!

ドッグフードを吟味している犬

 

ワンちゃんのドッグフードの成分をしっかりチェックされたことはありますか?ドッグフードの種類はさまざまですが、中にはワンちゃんの健康に危険視される添加物・原材料が多く含まれているものがあります。ここでは、一般的にドッグフードに使用されている添加物・原材料、またそれがワンちゃんの健康になぜ悪いのかを分かりやすくまとめてみました。

ドッグフードの危険な添加物・原材料一覧

犬の健康に危険視される添加物 犬の健康に危険視される原材料
エトキシキン 4Dミート
ブチルヒドロキシアニソール(BHT) 肉粉・ミートミール
ジブチルヒドロキシトルエン(BHA) 〇〇肉副産物
没食子酸プロピル 動物性油脂
亜硝酸ナトリウム ミートボーンミール
赤色3号(エリスロシン) ビートパルプ
赤色40号(アルラレッドAC) とうもろこし
赤色105号(ローズベンガル)
青色2号(インジゴカルミン)
青色102号(ニューコクシン) 大豆
プロビレングリコール セルロース(ピーナッツの殻)
ソルビン酸カリウム ホミニーフィード
グリシリジン・アンモニエート 砂糖
合成調味料・香料

酸化防止剤(保存料)

ドッグフードは時間が経過すると酸化や劣化を避けることができません。酸化が進むと嗜好性が低下したり、ワンちゃんの体調が悪くなるなどの悪影響を及ぼすこともあるため、品質を保つために酸化防腐剤が使用されています。保存料と混同されるケースがありますが、日本の食品添加物では全く別物として取り扱われています。

エトキシキン

エトキシキンは、枯葉剤の酸化防止剤として使われたともいわれている非常に毒性の強い酸化防止剤です。安価で酸化防止効果が高いので、工場用などに使用されることが多いのですが、人の食品添加物としては認可されていません

 

 

また、農薬・家畜への飼料への添加も禁止されています。海外のペットフードメーカーでの使用量は75ppmに規制されていますが、それは世界保健機関(WHO)が定めている1日あたりの最大許容摂取量は0.06mg/体重(kg)/日の20倍以上の値になります。

 

ブチルヒドロキシアニソール(BHT)

ブチルヒドロキシアニソール(BHT)には「発ガン性がある」といわれていますが、実際にはラットに対して通常の数万倍の濃度を与えた際に確認されたとの報告があります。人の食品添加物としてはバター・魚介冷凍品・油脂など限定されて使用されています。

 

 

5年・10年と長年継続して摂取した場合の危険性は確認されていませんが、ペットフードに関しては、一定の基準内であれば使用が認められています。

 

ジブチルヒドロキシトルエン(BHA)

ジブチルヒドロキシトルエン(BHA)は、もともとガソリンの酸化防止のために合成された化学物質ですが、1954年には人の食品添加物としてバターや魚介冷凍品などに幅広く使用されていました。現在は「油脂の製造に用いるパーム原料油またはパーム核原料油」に限り認められています。

 

 

発ガン性は確認されていませんが、変異原性胎児の奇形の疑いがあることで使用を禁止している食品加工会社も見られます。ペットフードに関しては、一定の基準内であれば使用が認められています。

 

没食子酸プロピル

人の食品添加物ではバター・醤油などに使用されていますが、ラットに対しての実験では体重1kgあたり1.35gで急性毒性があることが確認されています。他に、変異原性染色体異常なども認められています。また、肝臓にダメージを与える危険性があるとも考えられています。

着色料

着色料はドッグフードに色をつける際に使用される添加物です。ただ、ワンちゃんは人ほど色を認識することは出来ないため、色によって嗜好性が変わることはないと考えられます。つまり、着色料はワンちゃんにとってというよりは、人の購買意欲を高める目的で使用されているといっても過言ではないでしょう。

 

亜硝酸ナトリウム

亜硝酸ナトリウムは、着色料として使用されることが多い添加物です。肉の色素と反応して赤色に発色するので、主に肉が黒ずむのを防止したり、細菌の繁殖を抑制するために使用されています。

 

 

人の食品添加物としても加工肉によく使用されていますが、亜硝酸ナトリウムと肉に含まれる「アミン」が化学反応を起こすと発ガン性のある「ニトロソアムン」が生成されることが世界保健機関(WHO)の研究で明らかになっています。

 

赤色3号(エリスロシン)

赤色3号(エリスロシン)はタール系色素の一つで、ピンク色に近い紅色を発色させます。人の食品添加物としても、福神漬け・サクランボ(缶詰)・紅白蒲鉾などに使用されています。急性の毒性はありませんが、原料が石油なので無害というわけではありません。

 

 

ラットに対しての経口摂取では、体重1kgあたり2gで半数が死亡、赤血球の減少甲状腺腫瘍が発生することが明らかになっています。基準が日本よりも厳しいドイツやアメリカでは人の食品添加物としての使用は禁止しています。

 

赤色40号(アルラレッドAC)

赤色40号(アルラレッドAC)もタール系色素に分類される着色料の一つです。アレルギーが誘発されるリスクが高く、発ガン性も指摘されています。アメリカなどでは使用が禁止されている、決してドッグフードに使用する着色料ではありません。

 

赤色105号(ローズベンガル)

ラットに対しての実験では、餌に赤色105号(ローズベンガル)を0.04%混ぜて与えたところ、2ヶ月以降に食欲低下などが起こり、肝臓や腎臓に悪影響があることが確認されています。また、甲状腺が重くなる傾向にあり、発ガン性染色体異常を引き起こす可能性もある着色料とされています。

 

青色2号(インジゴカルミン)

青色2号(インジゴカルミン)は、発ガン性に加え、痙攣(けいれん)を引き起こす危険性のある着色料です。また、免疫力の低下やウィルスに対するワンちゃんの感応性を増大させる(ウィルスに感染しやすくなる)ことも明らかになっています。

 

青色102号(ニューコクシン)

青色102号(ニューコクシン)はタール系色素に分類される合成着色料です。ラットに対しての実験では、赤血球の減少ヘモグロビンの低下などが確認されています。さらに、1年以上与えた場合には、食欲の低下体重の減少も見られ、発ガン性やアレルギー発症の危険性があると考えられています。アメリカやカナダでは食品への使用が禁止されており、人は蕁麻疹(じんましん)を起こすことで知られています。

保湿剤

保湿剤はドッグフードの水分を保つため、カビの繁殖を防止するために使用されています。主に、水分量の多い半生タイプのドッグフードや缶詰タイプのドッグフードに広く使われている添加物です。無味無臭で低用量の使用の場合は毒性が低いため、人の食品添加物にも使用されていますが、実は危険性も指摘されているので注意が必要です。

 

プロビレングリコール

プロビレングリコールは、セミモイストタイプのドッグフードに使われることが多く、保湿・殺菌効果の高い添加物です。無味無臭で低用量の使用の場合は毒性が低いため、人の食品添加物にも使用されていますが、実は危険性も指摘されているので注意が必要です

 

 

アメリカでは子どもに対しての使用は禁止、さらにドイツでは完全に使用が禁止されています。ドライフードには含まれていませんが、おやつや半生タイプのドッグフードには広く使用されています。

防腐剤

防腐剤は、ドッグフードメーカーでは抗酸化剤ともいわれ「合成保存料」と表記しているメーカーもあります。防腐剤はドッグフードが腐れないようにするための添加物です。

 

ソルビン酸カリウム

ソルビン酸カリウムは、ドッグフードにカビや細菌が発生しないようにするために使用されている添加物です。ソルビン酸カリウムは「ナナカマド」という未熟果汁に含まれている成分で、味噌・ちくわ・ワイン・お菓子など、さまざまな食品に使用されていますが、ラットに対しての実験では、体重1kgあたり4.2gのソルビン酸カリウムを与えると半数が死亡するという結果が出ているので決して安全なものではありません。また、変異原性染色体異常との関係性が深いことも明らかになってきています。

甘味料

一般的に「甘みは旨味のもと」ともいわれ、ドッグフードにもワンちゃんの食いつきをよくするために、さまざまな甘味料が使用されています。ドッグフードの中には、ハチミツなどの天然由来の甘みを使用しているものもありますが、市販の安価なものには人工甘味料が使用されているので注意が必要です。

 

グリシリジン・アンモニエート

ワンちゃんの嗜好性を高めるために使用される甘味料です。人の食品添加物にもさまざまな甘味料が使用されていますが、グリシリジン・アンモニエートはその安全性が確認されていない理由から使われていません。安全性が確認されていない甘味料がドッグフードに使用されていると考えると、危険度のリスクも高いと思われます。

合成調味料・香料

合成調味料や香料は、各ペットフードメーカーが独自にブレンドしているものが多く、ワンちゃんの嗜好性を高めるために使用されている添加物です。ただ、香料については表記されていますが、合成調味料については表記されていることがなく、化学合成によってつくられた「L-グルタミン酸ナトリウム」などが使用されていることが多く見られます。

ワンちゃんの健康に危険視されている原材料

瓶に入った食べ物が気になる2匹の子犬

 

ドッグフードの危険性は添加物だけではありません。ドッグフードの中には、ワンちゃんの健康に危険視される原材料が多く含まれているものも多く見られます。ここでは、ドッグフードに含まれる危険な原材料をご紹介します。ドッグフード選びの参考にして頂ければ幸いです。

 

4Dミート

4Dミートは、4つの頭文字をとって「4Dミート」と呼ばれているのをご存知ですか?

 

●DEAD 死亡した動物の肉
●DISEASED 病気だった動物の肉
●DYING 死にかけだった動物の肉
●DISABLED 障害や怪我のあった動物の肉

 

すでに死亡している動物の肉は、腐敗を防ぐために大量の防腐剤が使用されます。また、病気だった動物の肉の場合、鳥インフルエンザや狂牛病に感染していたものかもしれません。4Dミートは人用には使用されない肉なので、その質の悪さは想像ができますが、私たちの想像を超えるものである可能性もあります。

 

 

これらの肉はワンちゃんの消化に悪だけでなく、下手をすると死に至るような病気を発症してしまうことがあるかもしれません。メーカーによっては「4Dミート」と表記していないこともあるので、消費者の私たちには見分けがつかないのも怖いところです。

 

肉粉・ミートミール

ドッグフードに使用されている原材料の中でも、肉粉やミートミールはもっとも粗悪な材料だといえます。それは、血液・羽・毛・皮・糞など、廃棄すべきものを混ぜて精製されているからです。

 

 

「ペプシン(胃液に含まれる消化酵素)で消化できない残留物が12%以下、ペプシンで消化できないタンパク質が9%以下であることあ」という定義がありますが、これは「12%以下の消化できないゴミ、ミートミールに含まれる9%のタンパク質は消化できない」ということです。ワンちゃんにとって消化不良に陥るだけでは済まないことが想像できますね。

 

〇〇肉副産物

「〇〇肉副産物」と表記されているドッグフードが多く見られますが、これは肉以外の脳・肺・肝臓・胃腸・骨などが含まれています。ビーフやチキンなど具体的な肉の名称が表記されていない場合は、肉だけの使用ではないということになります。肉副産物には、4Dミートが混ざっている可能性も十分にあります

 

 

肉だけよりもコストを下げることができるので、ドッグフードを安くつくるには最適な材料であるため、安価なドッグフードのほとんどが○○肉副産物が使用されています。輸送時には腐敗を防止するために大量の防腐剤が使用され、どんな添加物が使用されたとしても、表記の義務がないところも怖い実情です。

 

動物性油脂

動物性油脂と表記されているドッグフードは、化学的に抽出した油分を使用している可能性が高いため、避けた方が良いでしょう。全てではありませんが、事故で死亡した動物や安楽死させられた動物など、さまざまな動物の肉だけでなく、脳・肺・肝臓・胃腸・骨などが含まれているミートミールとしてペットメーカーに出されていることも考えられます。

 

 

その過程で薬品を使用して脂肪分を抽出したものが「動物性油脂」になります。ワンちゃんの健康に良いとは決して言えないことが分かります。

 

ミートボーンミール

ミートボーンミールとは、血液・羽・毛・皮・糞などの廃棄すべきものを混ぜて精製されたミートミールに骨を混ぜたものを指します。リンを最低4%含んでおり、原材料として表記はされていません。

 

 

「ミート」と表記されているからといって「肉が使われている」と解釈するのは大きな間違いです。ミートボーンミールは肉以外の部位が多く含まれ、薬品まみれの粗悪な材料だといえます。

 

ビートパルプ

ビートパルプはサトウダイコン(テンサイ)から砂糖を抽出したあとに残る絞りカスで、ほのかな甘み・繊維質のかさ増しを目的に使用されています。サトウダイコン自体は水溶性の食物繊維が含まれていますが、絞りカスであるビートパルプには含まれていません。

 

 

ビートパルプは不溶性の食物繊維でしかないため消化が悪く、大量に摂取すると便秘を引き起こす原因となり、腸を傷つける可能性もあります。

 

とうもろこし

ワンちゃんにとって穀物は消化・吸収が悪く、とうもろこしに含まれるタンパク質はわずか50%しか消化・吸収できないといわれています。メーカーによっては、原材料に「コーングルテン」「とうもろこし粉」などと分けて表記しているケースもあります。

 

 

コーングルテンとは、とうもろこしのタンパク質なので、わざわざ分けて表記する必要はありませんが、消費者の勘違いで購買意欲を高めるために意図的に分けられていると考えられます。少なくともこのような表記をしているメーカーの信頼度は低いといえるでしょう。

 

米は白米であるか玄米であるかで消化・吸収が大きく異なります。白米は上記の「肉副産物」「ミートミール」などと比較すると消化・吸収に優れていますが、血糖値が急上昇するため肥満の原因になる食材だといえます。また、玄米は白米よりも栄養価は高いのですが、消化・吸収が低いため、おすすめできません。

 

 

米に含まれている上質なでんぷんやミネラルはワンちゃんにとっても健康に良い栄養素ですが、もともと肉食のワンちゃんにとって穀物は苦手とする食材です。

 

麦には栄養素が豊富に含まれていますが、ワンちゃんにとっては消化・吸収が悪い食材です。小麦に含まれるタンパク質の消化・吸収はわずか60%といわれています。

 

 

最近では小麦によるアレルギーのワンちゃんが増え、大麦を使用するメーカーも増えてはきましたが、それも一部のプレミアムフードのみで、市販されている安価なドッグフードは今だに小麦が使用されているのが現実です。全てのメーカーではありませんが、残留農薬や放射性物質など、人用には使用できない小麦を仕入れ、コストを下げているメーカーもあるので注意が必要です。

 

大豆

大豆は人にとって畑の肉といわれ、ヘルシーで栄養価の高い食材ですが、ワンちゃんにとっては消化が非常に悪く、体に大きな負担となる食材です。長時間加熱したものや、納豆のように発酵されていると消化は良くなりますが、与えすぎはワンちゃんにとって良くありません。

 

 

ドッグフードに使用されている大豆の多くは「大豆ミール」や「脱脂大豆」、つまり搾りカスになります。大豆の搾りカスは、ワンちゃんのお腹の中で膨らむので、吐き戻しや胃が大きくなる原因になってしまいます。また、不溶性食物繊維も多いので便秘を引き起こしたり、悪化させる可能性も考えられます。

 

セルロース(ピーナッツの殻)

ドッグフードに「セルロース」と表記されているものが多くみられますが、セルロースとはピーナッツの殻のことです。便秘解消・肥満解消・毛玉ケアなどに良いとされ配合されていますが、粗悪な材料であることがほとんどです

 

 

セルロースはもはやゴミ同然、繊維質が豊富で一見健康に良さそうに思われがちですが、不溶性食物繊維なので便秘を引き起こしたり、悪化させる原因となったり、腸を傷つけてしまう可能性もあります。

 

ホミニーフィード

ホミニーフィードとは、とうもろこしから軟式加工で「コーングリッツ」や「コーンフラワー」を製造する際に発生するとうもろこしのカスで、家畜の飼料に使われることが多い副産物です。コーングルテンなどと比較すると、とうもろこしの皮の部分も含まれているため、さらに消化・吸収が下がり、ワンちゃんにとって大きな負担となります。

 

砂糖

ワンちゃんは甘い・苦い・酸っぱい・しょっぱいなどの味覚がありますが、その中でも「甘味」には敏感で、甘党の子が多く見られます。ただ、砂糖には中毒性があるので与えすぎには注意が必要です。

 

 

ドッグフードに砂糖が使われる目的は、ワンちゃんの嗜好性を高めるためです。無駄にカロリーが高く、肥満の原因にもなりかねません。また、糖尿病などのリスクも上がり、タンパク質やカルシウムの吸収を阻害するデメリットがあることも把握しておきましょう。

 

もともとワンちゃんに味付けは不要ですが、尿結石の予防フードや療法食などに塩が使用されていることが多く見られます。それは、フードに塩を入れることで喉を渇かせ、飲む水の量を増やして尿の回数を増やし、尿PHが偏って結石化するのを防ぐからです。

 

 

通常のドッグフードに使用されているものもありますが、必要以上の塩を摂取させると心臓や腎臓に負担が掛かってしまいます。特に、シニアになると喉の渇きにも鈍感になるため、注意が必要です。