ワンちゃんの虫歯予防&対策で注意することは?

犬の口元・歯のアップ

 

人間にとって歯が大事なように、ワンちゃんにとっても歯のとても大切です。ある調査では、虫歯のワンちゃんは全体の5%なのだそうです。ワンちゃんは虫歯にはなりにくいのですが、歯周病が非常に多く、歯石・歯垢が溜まって悪化すると抜歯もやむを得なくなってしまいます。ここでは、ワンちゃんの大切な歯の健康を守るための虫歯予防&対策やおすすめのドッグフードをご紹介します。

ワンちゃんの虫歯予防&対策のポイントは5つ!

ワンちゃんの虫歯予防や対策はどのように行うと良いのか、ここでは分かりやすく5つのポイントとしてまとめてみました。

 

@まずは歯ブラシに慣れさせる

歯ブラシをくわえている犬

 

ワンちゃんの虫歯予防には歯磨きが必須です。ただ、いきなり歯磨きをするために歯ブラシを口の中に入れようとしても嫌がる子がほとんどです。スキンシップがしっかりとれている飼い主さんでも、ワンちゃんは口に触れられることに強い抵抗を感じる子が多いので、まずは歯ブラシに慣れさせることから始めましょう。

 

 

ワンちゃんの唇をめくる・ガーゼで歯を磨くなど、ワンちゃんが飼い主さんの手が口に触れることに抵抗がなくなった頃合いで歯ブラシに移行しましょう。歯磨き粉にも、ワンちゃんの好きなサーモンオイルが配合されているものや、歯石を軟らかくして除去しやすくするものなどもあるので、上手に取り入れてみましょう。

 

 

最初から歯ブラシで奥歯を磨くのは難しいと思いますが、毎日少しずつ慣れさせ、歯に触らせてくれたらしっかりと褒めてあげましょう。前歯から少しずつ奥歯に向かって進めていくことで、ワンちゃんも飼い主さんもストレスが掛かることなく歯磨きができるようになります。

 

Aデンタルケアグッズを利用する

歯磨き粉と歯ブラシを持つ犬

 

デンタルケアグッズ メリット デメリット
液体歯磨き 細菌の繁殖を抑制する 犬にとって危険なキシリトールなどの成分が配合されていることがある
歯磨きシート 歯垢を除去する 食べカスが溜まりやすい歯の隙間のケアができない
歯磨きガム 噛むことで唾液の分泌が増え、細菌の繁殖を抑制する 歯垢除去が期待できるのは一部の歯で全部はできない
スケーラー 歯石の除去 歯茎に当たると出血するなど、扱いが難しい

 

ワンちゃんは、歯石から歯垢になるまでがわずか3日といわれています。ワンちゃんの歯磨きは最低でも3日ひ1度が理想ですが、歯ブラシに慣れるまでには、デンタルケアグッズを利用して歯垢が溜まるのを防いであげましょう。

 

Bすでにある歯垢・歯石への対策は?

スケーリングをしている犬

 

ワンちゃんが口や歯を触られることに抵抗がない場合には、歯石除去スプレーやスケーラーなどのアイテムを使って除去してあげましょう。歯石除去スプレーは、歯石を軟らかくして除去しやすくしてくれます。ジェルタイプもあるので、使いやすい方で試してみてください。

 

 

歯石除去スプレーと歯磨きを併用し、1週間後くらいにスケーラーで削ってあげると歯石が簡単に取れます。ただ、先端が尖っているスケーラーは歯茎に当たると出血することも珍しくありません。歯茎付近の歯石を除去するのは、素人には難しいと感じる飼い主さんも多いようです。ワンちゃんが嫌がる場合は特に難しいでしょう。

 

 

スケーラーの使用に自信がない場合には、動物病院でスケーリングを受けるのも選択肢の一つです。動物病院によって異なりますが、麻酔を使用した場合1万円〜5万円程度で受けることができます。

 

C歯垢・歯石を放っておくとどうなる?

上目づかいで不安そうな犬

 

ワンちゃんの歯垢・歯石を放っておくとどうなってしまうのでしょうか?

 

●口臭が悪化する
●痛がるようになる
●口元に触れられるのを嫌がる
●口元を気にする素振りが増える
●ご飯が食べられなくなる
●よだれが増える
●歯に穴があく

 

ワンちゃんの歯垢・歯石をそのまま放っておくと上記のような症状があらわれ、悪化すると抜歯することになってしまいます。ワンちゃんは肉食なので、ドッグフードのような喉を通る大きさであれば丸飲みして食べることもできるため、歯が無くなっても食べることに関しては問題はありません。ただ、抜歯をすることでドッグフードの食いつきが変わるケースも見られます。

 

 

また、菌が心臓や腎臓などの内臓に入って炎症を起こしたり、根尖膿瘍(こんせんのうよう)を発症し、重度になると溜まった膿が皮膚を突き破って眼下や鼻などに穴を開けてしまうこともあります。人間にとって歯が大事なように、ワンちゃんも一生を通して歯の健康には注意してあげましょう。

 

Dドッグフードで虫歯予防をする!

お皿にドッグフード

 

最近のドッグフードの中には、デンタルケア効果が期待できるものも多く見られます。

 

ドッグフード名 特徴 メリット デメリット
ユーカヌバ S字形状 歯垢の付着を防ぐ 効果が期待できるのは一部の歯
ロイヤルカナン ポリリン酸ナトリウム 歯石を抑制する ラットの実験では毒性有

 

ドッグフードでデンタルケアができるのは一部の歯だけですが、咀嚼することで唾液の分泌が増えるので口内で細菌が繁殖するのを抑制することができます。ワンちゃんの虫歯を予防するためには「砂糖」や「ビートパルプ」が含まれていないか、ドッグフードの原材料をチェックしましょう

 

 

基本的にドッグフードだけでワンちゃんの虫歯や歯周病を予防することは難しいですが、原材料を確認し、正しいデンタルケアと併用することが大切です。

【3選】ワンちゃんの虫歯予防におすすめのドッグフードランキング

カナガン

カナガンドッグフード

 

原材料

チキン・サツマイモ・海藻・マリーゴールド・
クランベリー・カモミール

内容量 2kg
原産国 イギリス
通常価格(税抜) 3,960円
定期購入(税抜)

1回の合計7,000円未満10%オフ
1回の合計7,000円〜20,000円未満15%オフ
1回の合計20,000円以上20%オフ

送料 通常640円 10,000円以上無料

 

カナガンは砂糖やビートパルプなど、ワンちゃんにとって不要な材料は使用されていないグレインフリー(穀物不使用)のドッグフードです。イギリス産のチキンの肉部分だけをが55.7%使用し、消化・吸収にも優れているのでワンちゃんの健康維持には最適なドッグフードです。ただ、ドッグフードだけでは虫歯や歯周病の予防は難しいので、デンタルケアもしっかりと行いましょう。

 

ファインペッツ極

ファインペッツ極ドッグフード

 

原材料

フランス産アヒル肉・グリーンピース・鶏脂・
乾燥ポテト・オランダ産乾燥ニシン肉・全卵・
アルファルファ・イナゴマメ

内容量 1.5kg
原産国 オランダ
通常価格(税込) 5,701円
お試しパック(税込) 初回限定1,080円
送料 3kg以上は無料

 

ファインペッツ極はフランス産のアヒル肉とオランダ産の乾燥ニシン肉が90%の割合でつくられている、グレインフリー(穀物不使用)のドッグフードです。消化・吸収率が87%と高いのが特徴で、ワンちゃんの健康維持には優れたドッグフードです。脂質が高めなのでお腹が弱いワンちゃんはうんちが緩くなることも。その場合は脂質の低い(カナガンなど)に変えると良いでしょう。

 

オリジン

オリジンドッグフード

 

原材料

新鮮鶏肉・新鮮七面鳥鶏肉・新鮮イエローテイルカレイ・
新鮮全卵・新鮮丸ごと大西洋サバ・新鮮鶏レバー・
新鮮七面鳥レバー・新鮮鶏心臓・新鮮七面鳥心臓

内容量 2kg
原産国 アメリカ
通常価格(税込) 6,480円

 

オリジンは、肉・魚85%、フルーツ・野菜15%、グレインフリー(穀物不使用)と「高タンパク質・低炭水化物・穀物ゼロ」をコンセプトにつくられたドッグフードです。チキンが苦手なワンちゃんには、フィッシュでしっかりとタンパク質を摂ることができます。運動量の多い中型犬〜大型犬におすすめですが、コスパが良いとはいえないので、第3位にランク付けしました。

歯石・歯垢・歯周病になりやすい犬種っているの?

並んで伏せをする犬

 

ワンちゃんは虫歯になりにくい動物ですが、歯垢・歯石が溜まりやすく、歯周病にかかる子が多く見られます。さまざまな犬種の中、歯垢・歯石は小型犬に多いようです。小型犬はマズル(鼻先から奥歯のあたりまでの口元全体)が小さいため、歯が重なって生えてしまうなど、歯並びが悪くなってしまうのが原因です。

 

 

小型犬の中でも特に歯垢・歯石が溜まりやすい犬種は、ミニチュアダックフフンド・パピヨン・チワワ・トイプードル・ヨークシャテリアなどが挙げられます。

ワンちゃんは年齢が高くなるほど虫歯になりやすいの?

女医に歯をチェックされている犬

 

人間でもそうですが、ワンちゃんも年齢が上がるにつれて、歯や口腔内の病気のリスクが高くなります。歯垢・歯石は年々溜まっていくので、それに伴い歯周病などの発症率も上がってしまいます。

 

 

動物保険を取り扱うアニコム損害保険が行った調査でも、年齢が上がるごとに歯周病を発症する確率が高くなっているデータがあります。ワンちゃんのデンタルケアは怠らず、子犬のうちからしっかり行うことが大切です。

ワンちゃんの虫歯治療にかかる費用はどれくらい?

歯の診察を受ける犬

 

ワンちゃんの歯の診察にかかる費用は次の通りです。

 

診察内容 費用
抜歯(1本) 5,000円〜10,000円
虫歯治療 30,000円前後
銀歯の作成 50,000円〜60,000円

 

ワンちゃんの歯の治療は動物病院によっても異なります。虫歯治療は30,000円前後と意外と高いので、事前に動物病院へ確認しておくと良いでしょう。最近はペット保険もありますが、歯の治療に関しては対象外となることもあるので、その点も確認されることをおすすめします。